概要

光の世界と影の領域「トワイライト」を行き来する、シリーズ屈指のダークファンタジー・アクション。人としての「剣技・道具」と、獣としての「感覚・身体能力」を使い分け、侵食されたハイラルの謎を解き明かすデュアルなゲームデザインが特徴。相棒ミドナと共に黄昏の領域を駆け抜け、失われた光を取り戻す過程は、王道ながらも重厚な手応え。リアルなビジュアルで描かれる、孤独と絆の英雄譚。

開発元: 任天堂
ジャンル: アクションアドベンチャー


感想

・ゲームプレイ

言わずとしれたゼルダシリーズです。
Wii 版のみのプレイなのであしからず。

本作の特徴は、通称「ウルフリンク」と呼ばれる狼のような獣に変身し、人形態と獣形態を上手く使いながらギミックを解いていくところにあります。
場所によってどちらかの形態になれないこともあり、単なるアクションではなく制約として機能しているのが面白いです。
ワンちゃんかわいい。

シリーズおなじみの道具もあり、私のお気に入りはクローショットでした。
道具の種類は結構多く、戦闘でも使えるので剣一辺倒でなくともいけます。
もちろん噛みつきでも。

雑な流れとしては、影の領域に侵食された場所を取り返しながら各地を巡るのですが、オープンワールドではないもののフィールドが広く繋がっており、各地に隠し要素みたいなギミックもあって楽しいです。
詳しくは次項で話しますが、キャラクターがとても良く、ストーリーや空気感の作り上げ方が秀逸です。

Wii リモコン+ヌンチャクでプレイしましたが、操作を上手く組み合わせた豊富な剣技も戦闘を爽快にしてくれます。
各地で新しい技も学ぶことができ、先述した様々な道具と組み合わせると色々悪さができる。
釣り竿使った謎プレイもネットに転がっています。

・ビジュアル・音楽

なんと言ってもミドナでしょう。
このゲームの全てがミドナと言っても過言ではありません。
ゼルダシリーズには相棒がいるものですが、本作はこのニンマリ顔がよく似合う、俗に言うツンデレ的な子と旅を共にします。
いや、ツンデレというのは不適切ですね。
ミドナの魅力はそのような陳腐な言葉に集約されません。

まずこのゲーム、全編通して怖いんですよね。
ダークファンタジーと評されるだけあり、全体的に暗いし、敵のデザインはゾワゾワするし、戦闘 BGM は怖いし。
そんな中で、勝ち気な相棒の心強さたるや。
後ろにいてくれるだけで無敵になれます。

上から目線でありながら、随所に優しさが滲み出るミドナさんですが、見た目もとても良い。
小さい身体に不釣り合いな大きい兜を被り、髪か手かよくわからないもので色々助けてくれます。
ゼルダシリーズでも屈指の人気を誇っていると思いますが、どうでしょうか。
是非本編でミドナに会って下さい。

もちろんミドナ以外にも魅力的なキャラはたくさんいます。
暗い雰囲気だからこそ、ユニークで生き生きとしたキャラクターたちには元気づけられますね。

ミドナへの愛が溢れましたが(ゼルダさん…?)、音楽も印象深いです。
タイトルテーマは未だに聴いています。
ただやっぱり通常戦闘 BGM が怖い。
トラウマレベルです。

・その他

トワプリは私が初めてプレイしたゼルダであり、シリーズで一番好きな作品です。
その頃はあんまり知りませんでしたが、大ハマリしました。
これをきっかけにゼルダシリーズを色々触ることになります。
Switch への移植を心待ちにしているのですが、来るかなー。

大衆向けというよりは大人なゼルダ、是非に。


ギャラリー

ミドナ様